秋分の日とお彼岸

秋分の日は、国民の祝日で、
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」です。
春分と秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
春分は、立春から立夏の前日までの、春の折り返し地点、
秋分は、立秋から立冬の前日までの、秋の折り返し地点にあたります。
一方、「彼岸(ひがん)」とは、仏教用語で、
悟りを開いた世界のこと。
お彼岸は、煩悩や迷いに満ちた「此岸(しがん)」にいる者が、
極楽浄土に想いを馳せ、彼岸に近づくように修行をする期間です。
彼岸は、暦の雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、
前後各3日を合わせた7日間のことをいいます。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており
古代エジプトでは、ルクソール(東)から見た王家の谷(西)でした。
お彼岸は、ご先祖様を囲んで食事をするときです。
なので、この期間の旅行はだめという考え方もあります。