立春は、旧暦1月1日ではない!!

今日は節分。明日は立春です。
立春は、二十四節気の第1節。春の始まりを表す名称です。
定気法では太陽黄経が315度のときで、天文学ではその瞬間のことで、
暦ではそれが起こる日のことをさします。
また、次の節気までの期間としての意味もあります。
二十四節気は、太陽の(黄道上の)見かけの高さを基準にした季節区分です。
国立天文台が計算して発表しています。
2月4日は、旧暦では12月19日。
旧暦の正月は2月16日です。
立春は1年のスタートだから旧暦の1月1日だろうと思われてしまうのでしょうが、
旧暦は月の満ち欠けを基準にしていますので、二十四節気とは違う動きをします。
ちなみに日本で旧暦というと天保暦で、
明治5年12月2日(1872年12月31日)まで使われていました。
その翌日の12月3日をもって明治6年(1873年)1月1日に改められ、
グレゴリオ暦(太陽暦)に改暦されました。